年末の掃除で、旧居の換気扇にフィルターを付けた。268円で掃除が楽になるならいいやと思ったのだが、これが今回の引越では役に立った。おかげで内部はほとんど汚れていなかったのだ。しめしめと、すっとぼけてそのまま退居しようとしたら、清掃業者の人が丁寧に洗ってくださった(笑)。
ガスコンロ周辺の汚れは自分ではどうしようもないほどだったが、これも業者の方がみるみるきれいにしてくださった。今度からは気をつけようと思うが、毎日のようにコンロをどかして掃除するわけにはいかない。。。ところが薬局で掃除用品の棚を見ていると、いいものがあるではないか。コンロの下に敷いておくものが数百円だったのだ。あの苦労から解放されるなら、安いものだ。
以前のわたしは「年に1回くらい水洗いすればいいことを、何でも使い捨てのものを利用するのはよくない」と考えるほうだった。だが(たとえが適切だとすれば)虫歯になってからの治療に何度も通うより、虫歯になりにくい工夫をしておいて医者に行く回数を減らすほうが合理的というのと、大差ない気がしてきた。
これからも、適度に使い捨てをして、あとに苦労を残さないようにしたい。
引越の前に寝つかれなくて、数日で読んでしまった。家康最後の側室「お六」を中心とした物語。
美貌のお六は子供のころから「お城に住む」と心に決め、父や兄を自分の力で出世させるべく着実に道を歩んでいく。そして13歳のころ、家康に目通りがかない側室への一歩を踏み出す(そのとき家康は70前後… ^^;)。
お六は実在の人物。その年齢で側室であったことも事実。妾になって数年で家康に死なれてはさぞかし苦労があっただろうに、最後は意外にも明るくまとまっていた。同じく諸田玲子の作品誰そ彼れ心中のように悲しい燃え尽き方をするエンディングではなく、軽く読み終えることができたのがよかった。
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