February 17, 2007

阿佐ヶ谷界隈を、てくてく

突然に豆知識だが、「阿佐谷」は住所表示に使われ、「阿佐ヶ谷」は駅などの昔からある名詞に使われている。昔は地名も阿佐ヶ谷という具合にケがはいっていたそうで、名残と愛着で使われつづけているものと推測される。――というわけで、おそらくMapionなどの地図サイトで住所検索としてケのはいった阿佐ヶ谷を入力すると、反応しないと思う。お気をつけください(って誰に注意を喚起?)。

昨日はちょっと風邪気味で、まったく家から出なかったので、今日は反動で長距離を歩いた。。。といっても、最初はそれほど大げさにするつもりはなかったのだが、すべては「どら焼き」のせいだった。

うちの近所から阿佐ヶ谷の駅まで歩くだけで、20分と少しはかかるので、それだけで多少の運動にはなる。そして帰りは、もし疲れれば駅前からのバスでうちのすぐ近くまでもどってこられるので、気も楽だ。今日もそのつもりで、気楽に歩いていた。

駅に着いたとき「そうだ、この近くにどら焼きが有名なお店があったっけ」と、以前に読んだ雑誌の記憶を頼りに歩いてみることにした。買ったらバスで家にもどれば夕方には美味しいどら焼きが食べられる…という心づもりだったのだが。。。店はすぐ見つかったものの、無情にも「土日祝日は休み」と書かれているではないか。

そこからがたいへん。「何か美味しいものを買えるまで、家には帰れない」とばかりに、商店街をあちこち歩いて、しまいには南阿佐ヶ谷の青梅街道ぎりぎりのところまで移動。途中に和菓子屋も多少はあったのだが取扱商品は餅菓子が多く「餅菓子じゃないんだ、今日のわたしはどら焼きなんだっ」と、満たされない気分のままうろうろ。途中で大丸ピーコックを覗いたらパンコーナーの横に和菓子がおかれ、銀座木村屋のどら焼きが特売で49円の表示。普段これを見れば破格だと思ったはずだが、「今日のわたしは銀座木村屋のどら焼きじゃないんだっ!」と、けっきょく偶然に見つけたパン屋でまったく関係ないものを買って駅前にもどり、バスで帰宅した。

家にもどると、出かけてから1時間半が経過していた。歩数計は午前のものと合わせてだが12000歩近くを示していた。歩数は通常の倍近い程度だが、連続して歩いていた時間を考えれば比較にならないので、疲れ方は半端ではなかったようだ。夕食後に30分ほど爆睡してしまった。

何事もほどほどにというのは、わたしのような人間のためにある言葉なのだろうが、どうも極端でいけない(笑)。

Posted by mikimaru at 11:25 PM | コメント (0)