September 07, 2008

相撲界の大麻疑惑

世の中というものは、本人が「やっていない」と世間に向かって大声を出せば、どうにかなるというものではないと思う。理屈に合ったこと、科学的な立証を無視してしゃべりつづければ、それはタダの「へりくつ」になるだけだ。

今回、ふたりのロシア出身兄弟力士が、大麻使用の疑いということで検査を受けたわけだが、兄(およびその所属部屋)のほうは、検査結果を信じないし、二次検査をしなくてけっこうだという態度らしい。それでどう身の潔白を立てていくつもりなのだろうか。

同じくロシア出身の力士(すでに解雇)が逮捕されたことにより、検査に偏見があったとか、あるいは尿サンプルがすり替えられたとか、そういう話に持っていくつもりなのか…? そうでないなら、まったく理屈が通らない。何をするつもりなのろう。ごねているだけのように感じられるのだが。

所属する部屋のほうは、本人がそういっているから信じてかばうという姿勢のようだが…。それは逆に考えると本人がやりましたと言ったら本人の問題として突き放す姿勢、ということにはならないだろうか。それは、いたずらに話を大きくするだけで、本人への思いやりとは思えない。

Posted by mikimaru at 11:38 PM | コメント (0)