April 27, 2007

ロゴ入りレジ袋

わたしが気づいたのは1週間くらい前のことだったが、駅前の青果店がロゴ入りのレジ袋を開始した。何にびっくりしたかって、その模様だ。

その店の名前は高野青果というのだが、新宿高野と間違ってほしいといわんばかりに、白地に緑の TAKANO をでかでかと書き、よく見ると小さめに vegetables や fruits という文字がはいっている。新宿高野がどういうレジ袋を使っているのか、あるいはそもそもレジ袋がないのか、しばらく寄っていないので忘れてしまったが、高円寺の駅近くで中年男性も含めた数名の通行人がその袋を持っているのを見た、わたしの衝撃といったら半端ではなかった。

「何かのイベントで、高円寺に高野が来ているのか?」と、目を皿のようにして周囲をチェック。だがよく考えたら駅のスイーツは今月はモロゾフだし、中年男性たちがTAKANOのレジ袋を持っている理由にはなりそうにない。気になったわたしは、家に帰ってからネットで検索までしてしまった。

翌日になって気づいた。――もしや駅前の高野青果か、と。

さっそく見にいった。いるいる。あの袋を持った人たちが。ん〜、やっぱり、新宿高野と間違うデザインだ。袋はオシャレだが、高野青果は青果と生鮮品の格安店ということで知られている。そのアンバランスがちょっとおもしろい。

それから毎日のように、その袋を持った人たちが目にはいるようになってきた。気になって気になって、ついにわたしは決心した。「今日は高野青果で買い物してみるか」

その袋がなぜかほしかった。買い物袋をいつも2枚もバッグに入れて持ち歩いているわたしが、3品しか買わなかったというのに、わざわざもらってきた。買ったのは当然のこと格安品ばかりだ。鶏肉、ブロッコリー、小結白滝。だが気分だけは新宿高野だ(苦笑)。

いまは高野青果が新宿高野から文句を言われることがないよう、祈っている。

Posted by mikimaru at April 27, 2007 10:50 PM
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