いまさらながら、ほんとうにやるのだろうかと、問いかけたくなってしまう。
たしかにアテネのときも施設が足りないとか、選手村が遠すぎるのに交通網が整備されていないなど、あれこれ懸念されていた。だが北京の場合はそういった心配のほかに大気汚染、人道的な問題などがある。
パリでは妨害のトラブルにからんで、聖火が一時消えたらしい。
もちろん、暴力や嫌がらせがあるから北京五輪をやめればいいと言っているのではない。元をたださないと妨害はつづく、そういうことだ。わたし個人としては、現状のあの国でオリンピックが開かれることに、あまりよい気分はしない。
日本は、もうちょっと本気で諸外国がボイコットをちらつかせてからでないと、何も動こうとはしないのだろうな。