June 30, 2008

何でもカネというのは寂しいが

昼間、みのもんたが出ている番組だと思うのだが、ネットで節約ブログみたいなのをやっている人の話が出ていた。

そのとき出演してしゃべっていたのが本人かどうかはわからないし、あまりいい加減なことは書けないのだが、ちらっと見たときのないよう。4人暮らしの家族だと湯船よりシャワーのほうが得だとか、シャワーの湯が温まるまでの時間に流れてしまう水をバケツにためておいて打ち水などに使えば節約になるとかいう話で…。水の節約とかいう面ではなく、水道代の節約という意味ですべてが決まっているんだなぁと見ていたわけだが、極めつけは「蛇口からお金が流れているようなものですから」と。。。

う〜ん、資源がないから「水を」節約しろと言われるなら納得がいく。でも、湯船にゆっくり浸かる喜びすら「水道代のため」に否定しなければならない世の中なのか。。。なんだかとても寂しいと感じた。

だが実際に、このところの値上げラッシュには危機感を覚える。わたし自身は割と楽天的で、何とかして生活していくつもりではいるが、世の中一般として、生活できない人が増えているのではないだろうか。。。この事態をかなり深刻に思う。

安さを求めすぎることも危険と思うが(よい商品を安く買うことは、ウラがないのであれば、普通はあり得ない話)、できれば安くあってほしいと思うのが人の心理だ。

悲しいことだが、この先ますます、世の中の価値基準において「カネ」が重要な位置を占めるようになるのだろうな。

Posted by mikimaru at 11:43 PM | コメント (0)